救急のサイン④ おしっこが出ない

2018年3月12日
夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド

院長の水越です。
 
冬〜早春はおしっこのトラブルが多発します。
 
・おしっこが出ない
・トイレで長い間おしっこをしようと頑張っている
・頻繁にトイレに行く
など。
 
おしっこが出ないということは、命に関わる緊急事態だということを知っておいてください。
 
 
 
食べ物の中には、栄養だけでなく、体に毒となるものも入っています。
 
その毒の多くは、腎臓で血液の中からとり除かれ、おしっこと一緒に体の外に出されます。
 
 
 
おしっこが出ないと、毒が体の中にたまります。
 
一日出ない状態が続くと危険な状態になります。
 
二日出ないと命を落としてしまう可能性があります。
 
 
 
おしっこが出なくなる原因で最も多いのは、尿路結石です。
 
冬の寒い時期は、運動量が少なくなり、水を飲む量も少なくなる。
 
その結果おしっこの量は少なく、濃くなります。
 
濃いおしっこの方が、結石が作られやすくなります。
 
 
 
また、冬はおしっこを我慢しがちです。
 
我慢すると膀胱炎になりやすくなります。
 
膀胱炎になるとおしっこの状態が悪くなり、結石もできやす状態になります。
 
 
 
このような理由で、冬〜早春はおしっこのトラブルが起こりやすくなります。
 
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膀胱結石では、砂状〜小石程度の大きさの結石が、膀胱から尿道に流れ出ます。
 
体の外に出せればいいのですが、尿道が細くなるところで詰まることがあります。
 
 
 
膀胱炎でも、炎症を繰り返すことで剥がれてしまった膀胱の壁の細胞、白血球などの炎症細胞、血の塊などがゴミのように膀胱に溜まることがあります。
 
そのゴミが結石と同じように、尿道に詰まることがあります。
 
これらの状態が尿道閉塞です。
 
 
 
尿道閉塞では、おしっこをしたいのに出せないので、最初は頻繁にトイレに行ったり、長時間トイレで居たりします。
 
尿道閉塞が起こると、おしっこが出なくなり、上に書いたように、毒素が体内に溜まって、危険な状態になります。
 
尿道閉塞は、特にオスのネコちゃんに起こりやすいので、要注意です。
 
 
 
膀胱炎では、膀胱に尿が溜まっていなくても、おしっこがしたくなり、おしっこをしようとします。
 
その様子が、尿道閉塞と似ていて、区別が難しいことがあります。
 
膀胱炎の場合は、少ないけど、おしっこが出ます。
 
「少しでも出ているかどうか?」チェックしてあげてください。
 
 
 
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ワンちゃんも、ネコちゃんも、
 
おしっこが出ているか?
おしっこの色は?量は?
トイレに何度も行かないか?
トイレに長時間座っていないか?
 
これらがチェックポイントです。
 

ファンド情報

夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド
株式会社hana
会計期間
2018年8月1日 ~ 2020年7月31日
一口
21,000
償還率
111.68 %
参加人数
120
調達実績
4,120,000
【ご留意事項】
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