下痢・血便は緊急受診が必要か?

2018年3月23日
夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド

院長の水越です。
 
今回は「下痢、血便」について。
 
皮膚や耳のトラブルに次いで多いのが、下痢、血便です。
 
緊急受診が必要か?
 
その答えは、「ケースバイケース」です。
 
どういう場合に緊急受診が必要であり、どういう場合に必要ないか?
 
それについて書こうと思います。
 
 
 
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まずは、
 
<緊急受診が必要な場合>
 
・子犬、子猫である
 
軽い下痢であっても、油断出来ません。
 
すぐに脱水し、衰弱します。
 
緊急受診が必要です。
 
 
 
・元気、食欲がない
 
大きな病気の症状の一つとし、下痢をしているかもしれません。
 
食欲はあるけれど、いつもより元気がない場合など、判断が難しければ、電話でご相談ください。
 
 
 
・出血量が多い血便
 
元気、食欲があり、便は硬く、出血も少しならば、緊急受診の必要がないこともあります。
 
でも、基本的には血便があれば、緊急受診が必要だと思ってください。
 
黒っぽく、血のような臭いは出血のサインです。
 
そのような便も、緊急受診が必要です。
 
 
 
・嘔吐もある
 
以前にブログで書きましたが、嘔吐の原因は様々です。
 
嘔吐があれば、軽症に見えても、念のための緊急受診をお勧めします。
 
→嘔吐については、こちらをご覧ください。
 
 
 
次に、
 
<緊急受診が必要ない場合>
 
・成犬、成猫である
・元気、食欲がある
・便に血が混じらない
・嘔吐がない
 
上の4つ、すべてを満たすことです。
 
 
 
ただし、絶対に大丈夫とは言えません。
 
絶食して、水だけを与えて、半日経過を見てください。
 
経過を見ていて、状態が悪化するならば、受診した方が良いです。
 
 
 
下痢については以上です。
 
 
 
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院長
水越健之

ファンド情報

夜間救急動物医療ネットワーク構築ファンド
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会計期間
2018年8月1日 ~ 2020年7月31日
一口
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償還率
111.68 %
参加人数
120
調達実績
4,120,000
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