“純粋な酒”を愛した蔵元たちの物語・改
2017年9月15日
千代の園酒造 熊本米「華錦」ファンド
こんにちは、千代の園酒造です。
先日『純愛酒義2017』について告知したところ、向かいの席のRさんから、もっと純米酒について熱く語ってよ!(意訳)、と言われてしまったので、少し千代の園と純米酒について書こうかと思います。(熱く、はちょっと難しいですが…)
さて、そもそも純米酒ってなんでしょう。
日本酒についてご存じの方は、おそらく今更なことかとは思いますが、一応ご説明いたします。
ずばり純米酒というのは、米・米麹・水だけを原料としたお酒のことです。(その他の分類については、日本酒造組合中央会HPをご参照下さいませ)
ただ、元々純米酒という定義はありませんでした。といいますのも、昔はお酒は全て純米だったからです。
しかしながら、戦中・戦後の米不足の時代、米のみで造られた日本酒は贅沢品とされ、代わりにお酒に醸造アルコールや糖類を加えたものが主流となり、これが戦後広く普及しました。(いわゆる三増酒ですね)
そんな、戦後の普通酒全盛の時代に、千代の園酒造は、本来の日本酒とは何かという思いから、全国の酒蔵に先駆けて純米酒造りに着手しました。
また、『純愛酒義2017』を主催する『純粋日本酒協会』は“純粋な酒”を愛した蔵元たちの集まりです。
1973年に発足以来、「純粋な日本酒とは何か」をテーマ に日本酒のあり方について研究し続け、発足当時全く普及していなかった、日本酒本来の姿である米と米麹、水だけ を原料とした「純米酒」の開発と普及、啓蒙を地道に行い続けています。
ところで、千代の園酒造には『朱盃』という純米酒があります。
この名前は、戦後最初の純米酒ができたとき、その祝いの席で、その純米酒を朱色の盃で回し飲みしたことに由来しています。
味がしっかりした純米酒、これからの季節ぬる燗で呑みたくなるお酒です。
それでは。
(こんな感じでいかがでしょうか、向かいの席のRさん)
先日『純愛酒義2017』について告知したところ、向かいの席のRさんから、もっと純米酒について熱く語ってよ!(意訳)、と言われてしまったので、少し千代の園と純米酒について書こうかと思います。(熱く、はちょっと難しいですが…)
さて、そもそも純米酒ってなんでしょう。
日本酒についてご存じの方は、おそらく今更なことかとは思いますが、一応ご説明いたします。
ずばり純米酒というのは、米・米麹・水だけを原料としたお酒のことです。(その他の分類については、日本酒造組合中央会HPをご参照下さいませ)
ただ、元々純米酒という定義はありませんでした。といいますのも、昔はお酒は全て純米だったからです。
しかしながら、戦中・戦後の米不足の時代、米のみで造られた日本酒は贅沢品とされ、代わりにお酒に醸造アルコールや糖類を加えたものが主流となり、これが戦後広く普及しました。(いわゆる三増酒ですね)
そんな、戦後の普通酒全盛の時代に、千代の園酒造は、本来の日本酒とは何かという思いから、全国の酒蔵に先駆けて純米酒造りに着手しました。
また、『純愛酒義2017』を主催する『純粋日本酒協会』は“純粋な酒”を愛した蔵元たちの集まりです。
1973年に発足以来、「純粋な日本酒とは何か」をテーマ に日本酒のあり方について研究し続け、発足当時全く普及していなかった、日本酒本来の姿である米と米麹、水だけ を原料とした「純米酒」の開発と普及、啓蒙を地道に行い続けています。
ところで、千代の園酒造には『朱盃』という純米酒があります。
この名前は、戦後最初の純米酒ができたとき、その祝いの席で、その純米酒を朱色の盃で回し飲みしたことに由来しています。
味がしっかりした純米酒、これからの季節ぬる燗で呑みたくなるお酒です。
それでは。
(こんな感じでいかがでしょうか、向かいの席のRさん)