大内宿
2018年5月3日
会津東山温泉 月のあかりファンド
大内宿

会津観光で
外せないのが「大内宿」です。
大内宿は、会津若松市内より
国道118号線・121号線を南下。
お車で約50分ほどです。
「大内宿」は、
会津城下と下野の国(しもつけのくに)(栃木県日光市今市)を結ぶ
全長130キロメートル(32里の区間)の中で
会津城下から3番目の宿駅として
1640年ごろに整備された宿場町です。
会津西街道は関東側からの呼称で、
会津側からは下野街道(しもつけかいどう)
あるいは南山通り(みなみやまどおり)とも称されていました。
会津藩主の18回に及ぶ江戸参勤と江戸廻米の輸送と、
当時会津藩と友好関係にあった米沢藩・新発田藩なども
頻繁に利用した重要路線でした。
また、以前の記録では
天正18年(1590年)伊達政宗の小田原参陣、
同年の豊臣秀吉の奥羽仕置きに当宿場を通行した記録があります。
大内宿は、
「道(旧会津西街道)の両側に屋敷が均等に並んでいる」
「寄棟(よせむね)造りの建物で、
妻側(長方形の建物の短辺の壁面)が街道に面している」など、
江戸時代の宿駅制度に基づいてつくられた宿場の形態を
良く残す町並みとして、
昭和56年、
国指定「重要伝統的建物群保存地区」に指定されました。
かやぶき屋根の家々が並び
タイムスリップしたかのような街並み。
通常の時間よりもゆっくりと時間が流れているような
どこか懐かしさのある空間です。