酒米

2017年5月30日
千代の園酒造 熊本米「華錦」ファンド

こんにちは、千代の園酒造です。

今日は少し、酒米についてお話ししようかと思います。
ただ、こちらのブログをご覧の方の中には、すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれない簡単なことだけですが…。

最近ではお米にもたくさん種類があります。
いつも普通に食べるお米だけでもたくさんあるのに、この間テレビで、「朝食向けのお米」、「和食向けのお米」、「カレー向けのお米」など、食べ方別のお米が紹介されていて正直びっくりしました。
(我が家の炊飯器ではこの違いがわかるようにご飯が炊けるのかちょっと疑問です?)

そしてそんなお米ですが、もちろん日本酒を造るために改良された品種もたくさんあります!
そういった日本酒を造るためのお米のことを『酒米(さかまい)』あるいは『酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)』と呼びます。
有名なものとしては、『山田錦』や『五百万石』あたりでしょうか。
このあたりの品種はご存知の方も多いかと。

普段私たちが食べるお米と酒米、何が違うんですか?と聞かれることもお多いですが、
一番わかりやすい違いとしては、お米の粒の大きさです。
酒米の方が一般的に普通のお米よりも大きいサイズをしています。
(写真で比較できればよかったんですが、手元にちょうどいい資料がありませんでした!
 興味のある方は『山田錦 大きさ』といった単語でグーグル検索してみてください)
日本酒はお米を精米して作るのですが、この少し大きいサイズというのがお米を精米しやすいサイズだからです。
(小さいお米では精米の過程で砕けてしまう可能性があります)

また、酒米は心白が大きい、という違いもあります。
心白(しんぱく)というのはお米の中心にあるデンプン質の部分のことです。
この部分が大きいことも酒米にとっては大切なことです。

酒米は食べられないんですか?と聞かれることも多いです。
食べられないことはないはずですし、実際私もお酒を仕込む際に蒸したお米を少し食べたこともあります。
ただ、私たちが食べておいしいと感じる部分は、お酒を造る上では雑味となってしまいます。
だからこそ、雑味が少ないことが望まれる酒米は、そんなにおいしいくはないのではないでしょうか?
(ごめんなさい!ちゃんと食べ比べたことがないのではっきりとは言えないです!)


今回の『千代の園酒造 熊本米「華錦」ファンド』に書かれている『華錦』もそういった酒米の一つとして、熊本県が開発しました。
平成27年に開発されたばかりなので、まだまだ新しい酒米です。
それでも熊本の酒米としてこれから千代の園でもどんどん使っていきますので、
熊本の酒米『華錦』を、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
 

ファンド情報

千代の園酒造 熊本米「華錦」ファンド
千代の園酒造株式会社
会計期間
2018年11月1日 ~ 2023年10月31日
一口
10,800
償還率
運用終了
参加人数
411
調達実績
8,680,000
【ご留意事項】
当社が取り扱うファンドには、所定の取扱手数料(別途金融機関へのお振込手数料が必要となる場合があります。)がかかるほか、出資金の元本が割れる等のリスクがあります。
取扱手数料及びリスクはファンドによって異なりますので、詳細は各ファンドの匿名組合契約説明書をご確認ください。
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