醸造が始まりました!
ブログが滞ってしまい申し訳ありません。
コロナ禍の影響で醸造機器の納入が遅れ、8月中のオープンを目指しておりましたが、結局7月末に機器搬入設置・電気・配管工事が完了し、国税局の現地確認を経て先週ようやく醸造免許が下りました。
9月18日から仕込み始めており、10月上旬に発売できる見込みです!
まずは写真で醸造設備をご案内させていただきます。
【糖化・煮沸釜】
向かって左側のタンクで砕いた麦芽を煮て糖化させた後、濾しながら右側のタンクに移し、100度で煮沸した後ホップを投入し、急速冷却しながら発酵タンクに移します。
【発酵タンク】
酵母を投入し、タンク内の温度を約20度に保ちながら発酵・熟成させます。エールビールの場合約3週間で完成します。
1000ℓのタンクが6本、2000ℓのタンクが2本、そしてラガービールや高濃度のビールなどに使われる熟成タンクが2本あります。
1000ℓを全部瓶詰すると約3000本分になります。
【ホップバック】【ホップガン】
地産ホップの特徴を活かすため、あまり他のブルワリーでは無いホップの風味をダイレクトに転嫁できる装置です。特に生ホップを使う時に活躍します。
【ラベラー」
瓶にラベルを貼る機械です。
ラベルのデザインもすべて決まっております。後日アップしますので楽しみにしていてください!
【瓶詰機・打栓機】
11月に全自動瓶詰機が納品される予定ですが、それまでは手動の瓶詰機になります。1本1本手動でビールを詰めて王冠も手で打栓するため、1時間に100本以下しか詰められず、11月までは1日中瓶詰作業を行うことになります。
やっと仕込みが始まり、工場内が発酵のいい匂いで溢れています。
オープニングイベントも予定しておりますが、コロナ禍を考慮して県内だけのご案内になりそうです。
詳細は改めてお知らせいたします。
実際に皆さんをお迎えして見学、飲んでいただける日を楽しみにしております!